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おすすめのプロジェクター天吊り方法とDIYのポイント
2021年01月22日
会社でプロジェクターを使用する場合、出したりしまったり、ピントの調整をし直したりするのは面倒な作業ですよね。
かといって床に出しっぱなしで置いておくと、歩行の妨げになります。
そういった悩みを抱えている場合におすすめしたいのは、プロジェクターを天吊りすることです。
天井に吊るしておけば、使いたい時にすぐ使えて、邪魔になりません。
この記事では、プロジェクターをDIYで天吊りする方法やポイントについて解説していきます。
天吊りする前に確認したいこと
プロジェクターを天吊りする前に、必要な部屋の広さを確認しておきましょう。
また、プロジェクター側の機能(投影されるスクリーンのサイズ、投影距離)も確認しておく必要があります。
投影距離とは、プロジェクターがスクリーンに映像を映すために必要な距離のことです。
例えば、投影距離が178cmのプロジェクターであれば、壁から178cm離す必要があります。
大画面で映すにはさらに離す必要があるので、2m以上の距離が必要になるでしょう。
投影距離が178cmのプロジェクターであれば、部屋の大きさの目安として、6畳は必要です。
投影距離は、お使いのプロジェクターにより異なるため、事前に確認しておきましょう。
狭い部屋でプロジェクターを天吊りする方法
オフィスの部屋が狭いとプロジェクターの天吊りが不可能かというと、そんなことはありません。
短い距離でも映像を映し出すことができるタイプのプロジェクターを購入することで、狭い部屋でも映像を映すことができます。
短焦点プロジェクターであれば、30cmの距離からでも大画面で見ることが可能です。
プロジェクターをDIYで天吊りする方法
必要な部屋の大きさを確認したら、プロジェクターの天吊り方法を実際に見ていきましょう。
オフィスなどで使用する場合は、プロの業者さんに依頼するのがおすすめですが、予算がない場合はDIYで設置することも可能です。
プロジェクターの天吊り施工の流れ
1、道具を準備する
プロジェクターを天吊りするための、専用の金具やビスなどの部品を購入します。
2、投影距離の確認
スクリーンの大きさと映し出すために必要な距離を計測し、設置する位置を決めます。
プロジェクターごとに異なるため、製品情報を確認してください。
3、印をつける
設置する位置を決めたら、天井に印をつけます。
専門業者に依頼する場合は、プロの職人が行い、天井部分を切断、設置後に天井の補強を行います。
4、ケーブルの位置を決める
プロジェクターを接続するためには、電源ケーブル、映像ケーブル、音声ケーブル、USBケーブルの4種類のケーブルが必要になります。
どの位置に固定するかなど、配線を決めておきましょう。
業者さんに依頼する場合は、天井の裏などに目立たないようにケーブルを配線することが可能です。
5、天吊り専用金具の取り付け
事前準備ができたら、プロジェクターを吊り下げるための金具を天井に設置します。
ビスで打ち込み、金具がグラつかないようにしっかりと取り付けましょう。
6、プロジェクターの設置
金具をしっかりと固定したら、プロジェクターを取り付けて完成です。
工事不要のプロジェクター天吊り方法
天井に穴を開けてのプロジェクター天吊り方法は、管理会社が許可してくれないケースがあります。
そういった場合におすすめのプロジェクターの天吊り方法は、穴を開けずに専用の道具で天吊りする方法です。
大掛かりな工事が不要なため、個人で簡単にDIYすることができます。
1、ダクトレールを用意する
穴を開けずにプロジェクターを天吊りするためには、ダクトレールと呼ばれる部品を購入する必要があります。
ダクトレールとは、棒状の照明器具を取り付けるための部品です。
レールの内側全体に電流が通電しており、レールのどの位置にでも照明を取り付けることができます。
カフェや舞台の天井などによく見られますが、最近は一般家庭でも人気が高まっています。
ダクトレールは、シーリングライトに設置して使用できるタイプを選びましょう。
2、ダクトレールフィクサーとコンセントを購入
ダクトレールの他に、追加で2つの部品が必要になります。
1つ目はダクトレールフィクサーといって、プロジェクターをダクトレールに吊り下げるための部品です。
2つ目はダクトレール用のコンセントで、プロジェクターの電源を接続するために必要な部品です。
3、モバイルプロジェクターを用意する
プロジェクターは、ダクトレールの耐荷重以内の重さのプロジェクターを使用しましょう。
モバイルプロジェクターであれば、軽量なためダクトレールでの天吊りに適しています。
4、プロジェクターをダクトレールに天吊りする
道具を用意したら、あとはそれぞれの部品を接続するだけです。
まずは天井にダクトレールを取り付けます。
続いて、ダクトレールフィクサーと専用コンセントを接続します。
モバイルプロジェクターを吊り下げ、電源ケーブルにつなぎます。
あとは、スクリーンに映像が映るのを確認したら終了です。
専用部品が必要になりますが、設置はとても簡単なのでおすすめの方法です。
まとめ
プロジェクターを天吊りするための事前準備と設置方法を2種類解説しました。
プレゼンをする機会の多いオフィスの場合は、DIYよりも業者さんに依頼する方がおすすめです。
予算と目的に合わせて、プロジェクターの天吊りの仕方を工夫してみてください。
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