お役立ちコラム
COLUMN
狭いオフィスも機能的に!PC部屋レイアウト
2021年01月25日
テレワークの導入が推進されている昨今、業務にパソコンは必須の時代です。
従業員が作業に集中でき、作業効率の良い快適なPC部屋にするためにはレイアウトを考えることが重要です。
この記事では、PC部屋のレイアウトを考える手順とポイント、部屋の種類に合わせたレイアウトのアイディアを紹介します。
PC部屋レイアウトのポイント
作業効率の良い快適なオフィス作りをするためには、レイアウトを考える上でポイントがあります。
それでは作業の手順をおって見ていきましょう。
部屋の形と幅、必要な備品を明らかにする
PC部屋のレイアウトを考えるために、まずは使用する部屋の形と基本的な家具、それぞれの大きさを把握しておきましょう。
6畳の大きさの部屋だとしても形は様々で、正方形や長方形、書棚や家具などの収納があるために使えるスペースが限られている場合があります。
例えば収納などがない6畳の正方形の部屋の場合は、設置できる長さは縦横それぞれ約3.16m以内になります。
部屋の大きさを把握したら、次は仕事場に必要な備品や基本的な家具類です。
コピー機や書類を整理するラックなどが考えられます。
必要な家具類を明らかにしたら、それぞれの大きさを計ります。
図面にしてレイアウトを考える
部屋の大きさと必要な備品や家具の大きさを測ったら、図面にしてレイアウトを考えていきます。
窓の位置や出入り口、必要な家具や備品を記入したら、残りのスペースでパソコン用の机、椅子の位置を考えます。
PC設置に最適なデスクの大きさ
ノートパソコンを置くために最適限必要な机の幅は、約60cmです。
それ以下でも作業はできますが、窮屈で従業員の作業効率が悪くなってしまいます。
デスクトップ型の場合や、パソコンの横に本や資料を置いて作業するのであれば、100cm程度の幅は必要と言えます。
続いて奥行きですが、ノートパソコンの場合は40cmあれば作業できます。
デスクトップの場合や余裕を持って快適に作業するのであれば、奥行きが60cmは必要です。
スペースの関係上、どうしても大きな机を設置できない場合は、机の下から引き出してキーボードを置けるタイプのデスクがおすすめです。
椅子の大きさ
オフィスで一般的に使われている椅子の大きさは、50〜70cmです。
部屋のスペースを考慮して、会社の雰囲気に合わせた椅子を選びましょう。
PC部屋のレイアウトは主に3種類
部屋の大きさや形、必要な家具の大きさを調べたらレイアウトを考えていきます。
レイアウトのパターンは、主に3種類あります。
壁に設置するパターン
机を壁に設置して、デスクから窓の外側が見えるようになったレイアウトです。
パソコンを使用しない時は、椅子を机の下に収納できるので部屋を広く使うことができます。
6畳などの狭い部屋に向いているレイアウトです。
中央に設置するパターン
部屋の中央に机と椅子を設置するレイアウトです。
移動がスムーズになるよう、机と壁の距離は最低でも60cmは必要です。
広い部屋に向いているレイアウトです。
複数人(2人以上)で作業する場合も、このレイアウトがおすすめです。
コーナーを利用するパターン
部屋の角の部分のデッドスペース、三角形や正方形などの省スペースを利用するレイアウトです。
横幅をあまり取れないため、縦に収納力のある棚を設置するなど工夫が必要です。
作業効率を高めて快適に
部屋のレイアウトは、出入り口からの動線、必要なものを机から手の届く範囲に置く収納で作業の効率が高まります。
ラックなどを使ってすっきりと整理整頓された状態にすることで、余計な誘惑が視界に入らずに作業に集中できます。
部屋のタイプ別PC部屋アイディア
ここからは、部屋のタイプごとに具体的なレイアウトの事例を紹介します。
和室のオフィスや部屋が狭い人向けのレイアウト
畳の部屋にパソコンを置く場合やオフィスが狭い場合は、座椅子やローテーブルを活用したレイアウトが向いています。
低めのテーブルや座椅子でまとめることで、狭い部屋でも圧迫感なく広く見えます。
ただし座椅子での作業は姿勢が悪くなりやすく、腰を痛めやすいため、長時間の作業には向きません。
折りたたみ式の机と椅子を設置する
部屋が狭い場合やデッドスペースに向いているのが、折りたたみ式のデスクと机を使用するアイディアです。
必要な時にその都度設置するため、普段はオフィスを広々と使うことができます。
季節業務で急に従業員が増える場合でも、折りたたみ式なら対応可能です。
共有スペースを利用する人向けのレイアウト
専用のPC部屋の確保が難しく、昼食スペースなどを使用せざるおえない場合はパーテーションを設置しましょう。
カーテンや簡易的なパーテーションを設置することで、空間を分けることができます。
なるべく周囲の雑音が入りにくい位置を選び、パーテーションで視界を遮りましょう。
まとめ
以上、レイアウトを考える手順とポイント、部屋の種類に合わせたレイアウトのアイディアを紹介しました。
部屋の大きさや必要な家具、出入り口からの移動の経路、収納のポイントを押さえることで、作業効率の高い快適な部屋を作ることができます。
あなたのオフィスに合わせた、素敵なPC部屋のレイアウトを考えてみてください。
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