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オフィスの壁の役割は?施工型パーテーションと造作壁の違いを解説

2021年06月29日

オフィス空間での壁は視界に入りやすい部分であり、会社の印象を左右する要素でもあります。
壁の色や素材を変えるだけで、オフィス全体のイメージアップを図ることができます。
オフィスのイメージチェンジを壁の変更で考えている場合、造作壁だけではなくパーテーションという選択肢もあります。
この記事では、オフィス壁について造作壁と施工型パーテーションを比較しての違いや特徴、イメージに合わせたデザイン例を紹介します。

オフィスの壁の役割は?施工型パーテーションと造作壁の違いを解説

オフィスの壁は重要な要素

オフィスの雰囲気を占める要素として、床や天井、家具などの小物類がありますが、その中でもオフィスの壁は面積の大半を占める重要な要素です。
そのため、オフィスの壁は会社の印象にも関わります。
汚れた壁は、訪問者にも従業員にも良い印象を与えません。
きれいな壁に一新することで、訪問者に良い印象を与えることができますし、従業員にとっても心地よい・働きやすい空間になることでしょう。
きれいなオフィスは、社員のモチベーションやエンゲージメントを高める効果があるからです。

オフィス壁の種類と特徴

壁をイメージチェンジする際に、ほとんどの人が思い浮かべるのは壁を工事して変更する方法ではないでしょうか。
この方法は造作壁と呼ばれ、壁にタイルや石材など好みの材料を合わせて施工する壁になります。
造作壁には、木材・石材、金属やタイル、塗装、クロスなど豊富な取り揃えがあり、イメージに合わせて細かな希望をデザインできるのが特徴です。
造作壁は遮音性が高く、声や音が通らない空間を作るのに適しています。
しかし、造作壁は一度設置すると、設置位置やデザインを変更したくても容易にはできません。
そのため造作壁でオフィスの壁を変更する場合は、施行前に入念に計画を立てておく必要があります。

施工型パーテーションという選択肢

オフィスの壁の選択肢の1つに、造作壁だけではなく施工型パーテーションがあります。
ここからは造作壁とパーテーションの違いについて詳しく見ていきましょう。

壁の施工工程で複数の作業が必要となる造作壁に対し、施工型パーテーションはたった1つの工程で設置可能です。
そのため造作壁に比べて、低価格かつ短期間で設置できる特徴があります。
さらに造作壁のデメリットである「変更ができない」という点も、パーテーションであれば問題になることはありません。
パーテーションなら、容易に解体・再施工ができます。
会社であれば社内人数の増減や部署の異動、会社の移転は起こりえることですが、パーテーションであれば必要に応じて解体可能ですし、必要になった時に再利用することができます。
施工型パーテーションのデメリットとしては、遮音性が高くないこと、曲線を描くことができない点が挙げられます。

オフィス壁のデザイン例

オフィス壁の種類として、造作壁と施工型パーテーションがある点、お分かりいただけたでしょうか。
ここからは、それぞれの特徴を活かしたオフィスのデザイン例をご紹介します。

施工型パーテーション:全面ガラスで開放感のあるデザイン

ガラスで作られた壁は、光を透過して明るく開放感のあるオフィスになります。
会社のエントランスを全面ガラス張りにすることで、お客様が安心して入りやすくなる効果があります。

施工型パーテーション:スチール製で遮音効果の高いデザイン

遮音性の高いスチールパーテーションに、ウッドを合わせたデザインは落ち着いた雰囲気を与えます。
パーテーションのため移動も可能で、スチールの遮音性で声や音が通りにくくできるデザインです。

造作壁:木目調で暖かなデザイン

おしゃれな雰囲気で人気のデザインがウッドデザインです。
自然の木目を壁に施すことで、オフィスのイメージを暖かくしてくれます。
壁の色は、ベージュに近いカラーのナチュラルウッド、ノスタルジーを感じさせるヴィンテージウッドなどがあります。

造作壁:照明を埋め込んだ異次元のようなデザイン

黒や紺色の壁に間接照明を埋め込んだ造作壁では、訪れる人に近未来のようなイメージを与えてくれます。
壁に光る照明により、オフィスを明るくしたり、クリエイティブな発想を助けたりする効果も期待できます。

造作壁:タイルを活かしたデザイン

タイルなどの石目調のデザインは、オフィススペースを安定感や信頼感で満たします。
天然石の場合は、光を反射することで上品な美しさを放ちます。
本物の石のように見えるデザインが施された壁紙もあるため、気軽に室内の壁として取り入れることもできます。

まとめ

オフィスの壁は会社のイメージにとって重要であり、社員のモチベーションやエンゲージメントを高める役割があります。
オフィスのイメージやデザインをどんなものにしたいのか、理念や社員の働き方を踏まえたうえで計画を立ててみましょう。
造作壁と施工型パーテーションのどちらを選ぶかは、予算や目的によっても変わってきます。
オフィスの壁やパーテーションについてお悩みの場合は、ぜひ一度ご相談ください。

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