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窓の向きとデスクの向きの関係性。デスクの配置は窓の向きに合わせよう

2021年12月23日

オフィスのレイアウトを考える時には、デスクをどこに配置すればよいかをまず考えるでしょう。
ですが、ベストな位置はどこなのか迷いがちですよね。
実はデスクの配置や向きは窓の向きに合わせるとよいとされています。
集中力アップや生産性向上に繋がるデスクの配置方法を解説します。

窓の向きとデスクの向きの関係性。デスクの配置は窓の向きに合わせよう

デスクの一般的な配置方法

まず一般的なデスクの配置方法とそのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
オフィスだけではなく、リモートワークの際のデスクの配置でも参考にしてください。

壁にデスクを付ける配置

机を壁に付けて設置し、壁に向かって仕事するスタイルの設置方法です。
視界には壁以外入りにくくなるため、一見集中できそうな配置です。

ですが、目の前に壁があるため圧迫感を抱く人もいるでしょう。
長時間デスクに向かうことが苦痛と感じる人が多くなります。
また背後に広い空間があることで、不安を感じやすくなる場合もあります。

モニターに映った内容が他の人に丸見えになる点も、オフィスでのデスクの配置方法としては不向きです。

壁に背を向ける配置

先ほどの配置と逆に、壁とデスクの間に空間を作り、そこに椅子を設置して壁に背を向けて座る設置方法です。
背後が壁になるため、どことなく安心感が得られます。

また、作業内容を他人に見られる心配がないため、機密情報を取り扱う場合でも安心です。
ですが視界にさまざまなものが入り込むため、集中力がそがれます。
オフィスであればオフィスの他のメンバーの様子を見渡せますが、メンバーの様子が気になりやすい人には不向きかもしれませんね。

窓に向かう配置

壁に向かってデスクを配置する設置方法と似ていますが、今度は窓に向かってデスクを設置する方法です。
壁に向かう場合と異なるのは、窓があることで外の風景が視界に入る点でしょう。

背後が広いと不安を感じますが、窓が視界に入ると圧迫感がなく安心感が得られます。
背後が広い不安感を相殺してくれる効果が得られます。
パソコンワークなどで目を酷使する作業の場合、窓の外に視線を向けることで目を休める効果が得られます。
ただ正面に窓があると窓の外が気になり作業に集中できない可能性があります。

また、日差しの向きによってはまぶしさを感じるでしょう。
夏は日差しにより暑く、冬は外の寒さが伝わりやすいといったデメリットもあります。

横に窓がある配置

横側に窓が来るように配置する設置方法です。
横には窓の外が見えるため、目を休める効果が得られます。
また、広く景色が見えることで安心感も得られるでしょう。

一方、前に窓があるわけではないため、始終風景が目に入るわけではありませんので、集中力がそがれにくくなります。
加えて日差しの影響も受けにくいでしょう。
モニターの位置も注意すれば、日差しにより見えづらくなる心配がありません。
右利きの人なら左側に、左利きの人なら右側に窓があれば、太陽光により手元が明るく感じられます。

窓に背を向ける配置

窓に背を向けるようにデスクを配置する方法です。
窓が背後にきますが、広い空間を背にしている状態ではないため不安は感じにくいでしょう。
窓に背を向けた状態だと目の前が壁というケースはほとんどありませんので、圧迫感もありません。
日差しの効果で部屋全体が見渡しやすいため、一般的には上役が窓を背にデスクを設置するケースが多いですね。
窓を背にするモニターが見えにくくなる場合があります。

部屋の中央に配置

個室を持つ社長や役員などによく見られるデスクの設置方法です。
扉を正面にしてデスクを設置すれば、部屋に出入りする人が一目でわかるため気になりにくいでしょう。

ただ、部屋の中央にデスクを置くと広い空間が必要です。
デスク回りのオフィス機器への電源供給方法も考えなければなりません。
あらかじめ床にコンセントを設けるか、ケーブルの引き回し方法など配慮すべきことが出てきます。

デスクの向きと窓の向き

機密情報などを取り扱う場合には、できれば背後に人が入り込まないよう壁を背にするようデスクを配置するとよいでしょう。
またデスクの左右どちらかに窓があると、目が疲れた時に外の景色が眺められます。
窓が目の前にある配置だと、外の様子が気になり集中力がそがれる可能性があります。
ですが、少しずらした位置に窓があれば、集中力はそがれにくいでしょう。
程よく窓から外の様子が見える位置にデスクを置くとよいことになります。

ドアの位置も考えよう

部屋を出入りするドアの位置も考慮してデスクを配置しましょう。
ドアが見えないようデスクを配置すると、部屋を出入りする人がいるたびに気になってしまいます。

そのため、ドアが開閉する様子がある程度見えるようデスクを配置しましょう。
ドアの様子がさり気なくチェックできるので、集中力がそがれにくくなります。
とくにリモートワークの際はドアが見える位置にデスクを設置し、ドアが見えるような向きにすることをおすすめします。

まとめ

窓の配置や向きに合わせてデスクの配置や向きを考えると、仕事への集中力や仕事する上での気持ちが変わってきます。
ほっと目が休められるよう、視界のどこかに窓や窓の外の景色が見えるようデスクを配置するとよいですね。
デスクの位置は生産性や集中力向上に関わります。
当社ではデスクの配置やレイアウト変更も行っていますのでぜひご相談ください。

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