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COLUMN
オフィスに最適な防犯カメラの設置場所は?設置のメリットや注意点は?
2019年10月08日
オフィスにはたくさんの人が訪れ、いつ何が起こるか誰にもわかりません。
防犯カメラを設置することで犯罪防止などに高い効果が期待できますが、それだけではありません!
今回は、オフィスに防犯カメラを設置する必要性やメリット、設置する上での注意点について詳しく解説します。
会社に防犯カメラの設置は必要?
オフィスには、社員や顧客の個人情報や取引情報など、流出すると大変な機密情報が保管されています。
業種によっては現金など、金品を管理していることもあるでしょう。
オフィスは社員だけではなく、取引相手や機材をメンテナンスする業者など、たくさんの人が出入りします。
このような環境で犯罪が起きても、防犯カメラがなくては誰が犯人か特定できません。
防犯カメラはオフィスを守る重要な役割があるのです。
防犯カメラの設置場所はどこがいい?
防犯カメラは、さまざまな設置場所がありますが、多くのオフィスで導入しているのが次の4ヶ所です。
・オフィスビルの玄関
・エントランス
・エレベーターホール
・機密情報の管理場所
もっとも人が出入りする場所、そして情報の流出を防ぎたい場所に防犯カメラを設置するのがおすすめです。
トイレや更衣室など、社員同士が一緒になるスペースへの設置も考えたいところですが、プライバシーに関わる場所はトラブルにもなるため避けるべきといえます。
防犯カメラをオフィスに設置するメリット
警備員が常時いるビル内にオフィスがあると、防犯カメラの設置は必要ないと考えることでしょう。
しかし、警備員だけでは対応できないことがたくさんあります。
オフィスに防犯カメラを設置する大きなメリットは、次の4つです。
①外部犯罪の予防
オフィス内は社員だけではなく、外部から取引相手や宅配便を運ぶ業者など、不特定多数の人が訪れます。
防犯カメラがあると「誰が訪れたのか」「どこのスペースに居たのか」など確認できます。
それ以外にも、防犯カメラが設置されているというだけで、セキュリティーの高いオフィスと見られ、窃盗などする対象外と判断されることもあるでしょう。
②内部不正の見張り
オフィス内の個人情報流出は社員によるものなど、最近のニュースで目立つようになりました。
犯罪は外部だけではなく、内部からも出る可能性があります。
社員を目で確認するのには限界があり、誰を信用していいのかわからない時代です。
防犯カメラは動かぬ証拠にもなるため、社員数が多いオフィスや複雑なレイアウトのオフィスなどにメリットが大きいです。
③侵入者を特定する
オフィスの犯罪は日中より深夜帯の方が多く、人目に付きにくい環境を好まれます。
防犯カメラは社員が帰宅した後も作動し続けるため、誰も居ない間のオフィスを守ってくれる効果もあります。
録画したデータは後から確認できるため、現行犯でなくても防犯カメラに写った映像を証拠に犯人を捕まえることも可能です。
④業務フローの改善
防犯カメラは防犯対策のためだけではなく、社員の業務フローを向上するためにも使用できます。
例えば、利用頻度の高い複合機の場所に行くまで時間がかかったり、業務連絡などデスクの配置によって伝えづらかったりなど、防犯カメラを見ることで改善ポイントも見えてきます。
オフィスのレイアウトや作業の流れを良くすることで、これまでの業務がスムーズになり業績アップも目指せるでしょう。
防犯カメラの設置方法の注意ポイント
防犯カメラを設置する前に、次の注意ポイントに気をつけてください。
ストレスにより生産性がダウン
むやみに防犯カメラをオフィスに付けてしまうと、毎日監視され続ける社員がストレスを感じてしまいます。
社員が体調不良になってしまうと業務にも支障が出てしまい大変です。
防犯カメラは本当に必要な場所に設置し、導入したことを社員全員に伝えるようにしましょう。
防犯カメラによって保存期間が違う
防犯カメラの種類によって保存期間が異なります。
せっかく犯人につながる映像を撮影しても、保存できないと意味がありません。
一般的に家庭用向けの防犯カメラは約1週間、コンビニ向けは約1ヶ月の保存期間です。
画像の画質を落としたり、外付けハードディスクやSDカードを導入したりするなど、保存期間を長くする方法があるので必要なら導入しましょう。
録画時間の長い防犯カメラを選ぶ
防犯カメラの録画時間は限られているため、オフィス内でとくに重要とする場所は内蔵されたハードディスクの容量が大きいものを選ぶと失敗しません。
また、外付けハードディスクを使うなどして、オフィス内の情報流出や窃盗被害に合わない対策を取ることが大切です。
ダミーの防犯カメラも有効的!
盗難や犯罪予防のために防犯カメラの重要性は高まっていますが、ダミーの防犯カメラを設置するオフィスも急増しています。
ダミーの防犯カメラは撮影できませんが、カメラが設置されているということだけで犯罪率が下がります。
また通電が難しい場所や、壁などが死角になって設置できない場所などにも利用でき、オフィスのセキュリティー強化にもメリットが大きいです。
ただし、防犯カメラを知り尽くしたプロの犯罪者は、ダミーだと見破る可能性があるので気をつけましょう。
まとめ|オフィスの防犯カメラは最適な場所に設置しよう
防犯カメラによって録画時間や保存期間が異なります。
オフィスのどこに設置するのかで、防犯カメラの選び方が大きく変わるでしょう。
まずは、セキュリティーを強化したい場所や人の出入りが多い場所に設置するのがポイントです。
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