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【ストーリー】

住宅総合生産グループの中心であり業界再編に伴うM&Aと事業の拡大に、システム統合が追い付かない状況に加え、データセンターと本社・各支店の閉域網であったり、各社別々のシステムを繋げる事も手が回らなくなっていた。
そんな中、社内システムをリプレイスする案が浮上、俊敏性・柔軟性を求めた結果クラウド化が決定、ポリシーとして、社内にサーバは置かない方針を打ち出す事になった。
複数のクラウドベンダーからの提案を検討した結果、すでの他所で使用していた既存クラウドベンダーではなく、コストと運用の両面の視点からOCIに決定。
クラウドの費用も削減できる上に、OCI利用料によって同社のオラクルDB保守費用が値引きされさらにコスト削減につながった。

【お客様からのコメント】

OCIだけでなく、運用全てを任せられる。
構築・運用のパートナーとして、オラクル社からパートナーとして弊社を紹介されたがオープンソースの利用によるコストメリットにプラスし、エンジニアの技術支援が期待できた。
導入直後に、ミドルウェアと通信経路による不具合が発生した際も再現性の確認等をしながら、改善まで対応。
複数のシステムを使っているため、障害発生時のフローがバラバラな現状からマルチクラウドの運用にも対応しているため、窓口の一本化ができる事でシステム部の視点から助かっている。

【ストーリー】

INSネットの終了

POSシステム（本社基幹システムと店舗POS端末の通信）やEDI（電子商取引における商品受発注データ通信）等、企業と店舗の安全な通信を担ってきたINSネットの終了がアナウンスされており、2021年～2024年で切替える必要があった。

メインフレームから撤退

長年、業務を支えてきたメインフレームのベンダーが、その歴史に幕を下ろす事を2022年に発表。メインフレームは、技術者が不足しており、コスト高な上に、オーダーメイド故に複雑で柔軟性に課題があった。
プラットフォームの変更が避けられないため、期間的に厳しい状況で選択したのはこれまでの、「自社の業務に合わせたシステム」ではなく、「アプリケーションを利用する業務への転換」だった。

【お客様からのコメント】

当初は、OCIの設計・構築を依頼したが、カード会社とクラウド環境への接続や、メインフレームとのデータ連携も主導データセンターとの接続、取引先各社とのインターネット経由でセキュアなデータ通信網構築とまるで自社のエンジニアのように、外部との調整から完成までを実施。更に、オンプレ機器の撤去や廃棄等まで相談ができて助かっている。クラウドに移行し、事前の試算以上にコストは激減した。